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アヒルと鴨のコインロッカー  伊坂 幸太郎

[アヒルと鴨のコインロッカー]
伊坂 幸太郎
東京創元社 ISBN978-4-488-01700-2
2003年11月 331ページ

第25回吉川栄治文学新人賞を受賞した伊坂幸太郎の五作目。
引っ越してきたばかりの「僕」がアパートで出会ったのは、秘密めいた1人の青年。「一緒に本屋を襲わないか」。彼が持ちかけた、たった一冊の広辞苑を奪うというおかしな誘い。そんな話に誰が乗るものか、そう思っていたのに。気づけば僕はモデルガンを手に書店の裏口に立っていた…。
伊坂幸太郎らしく、断片的な話がどんどんとつながっていく感覚が味わえる青春小説。スッキリします。
アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂 幸太郎
[文庫情報]
東京創元社 ISBN978-4-488-46401-1
2006年12月 384ページ
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GO  金城 一紀

[GO]
金城 一紀
講談社 ISBN978-4-06-210054-0
2000年3月 241ページ

第123回直木賞を受賞した金城一紀の二作目。
日本で生まれ、日本で育ったのに、「在日」としての人生を背負わされる「僕」。高校3年生になって経験した運命的な恋も「在日」というレッテルが邪魔をする。
「自分は何者?」という苦悩が、重すぎず爽やかな文章で綴られていく。喧嘩もしなけりゃ、在日でもない、そんな自分が読んでも感じるこのリアルさは何だろう。
一度読んだら心に残る、本当にすすめたい1冊。
GO/金城 一紀
[文庫情報]
角川書店 ISBN978-4-04-385201-7
2007年6月 238ページ
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ザ・万歩計  万城目 学

[ザ・万歩計]
万城目 学
産業編集センター ISBN978-4-8631110-009-0
2008年3月 231ページ

『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』の万城目学、初のエッセイ集。
さっぱりした文章と、きれいにまとまったストーリー構成ですすむ1編の連続。情景を思い浮かべながらスラスラと読める。そして笑える。「はじめに」からいきなりやられます。

ザ・万歩計/万城目 学

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鹿男あをによし  万城目 学

[鹿男あをによし]
万城目 学
幻冬舎 ISBN978-4-344-01314-8
2007年4月 394ページ

2008年に玉木宏主演でドラマ化された、万城目学第二作目。
奈良の女子高に常勤講師として赴任することになった1人の男の壮大な物語。万城目学らしい読みやすく笑える文章で、場面をイメージしながらスラスラ読める。現実離れしてるのに現実みたい。そこがおもしろい。

鹿男あをによし/万城目 学

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鴨川ホルモー  万城目 学

[鴨川ホルモー]
万城目 学
産業編集センター ISBN978-4-916199-82-9
2006年4月 283ページ

第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した万城目学デビュー作。
京都を舞台とした大学生のドタバタファンタジー小説。この人の文章はすごくさわやか。ストーリーはぶっとんでるけど、身近で起こりそうな現実味がある。タイトルのホルモーが気になった人、ぜひ読みましょう。

[文庫情報]
角川グループパブリッシング
ISBN978-4-04-393901-5
2009年2月 299ページ
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カラフル  森 絵都

[カラフル]
森 絵都
理論社 ISBN978-4-652-07163-2
1998年7月 275ページ

産経児童出版文化賞を受賞した森絵都作品。
生前に罪を犯したものは、生命のサイクルからはずされる。しかし、天使の抽選に当たった主人公は再挑戦のチャンスを得る。条件は人間の体にホームステイし、自分の罪を思い出すこと。“新”小林真の生活が始まる。
この人の文章が好き。読みやすくて、想像しやすいから世界にすんなり入っていける。名言の1つ1つが心に響きます。
カラフル/森 絵都
[文庫情報]
文藝春秋 ISBN978-4-16-774101-3
2007年9月 259ページ
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新釈 走れメロス  森見 登美彦

[新釈 走れメロス]
森見 登美彦
祥伝社 ISBN978-4-396-63279-3
2007年3月 219ページ

太宰治の『走れメロス』をはじめとする過去の名作を、現代風にアレンジした森見登美彦のオリジナル作品。
京都のダメ大学生は森見登美彦の十八番。5編の名作もこの人が書くと全然違ったものになる。原作を知っていると比較できて、より楽しめます。

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夜は短し歩けよ乙女  森見 登美彦

[夜は短し歩けよ乙女]
森見 登美彦
角川書店 ISBN978-4-04-873744-9
2006年11月 301ページ

山本周五郎賞を受賞した森見登美彦のファンタジー小説。
のほほんとしてお茶目な「黒髪の乙女」と空回りしながら彼女を一途に想い続ける「先輩」。2人の視点で語られる現実に非現実を自然に混ぜ込んだ世界。過去の森見作品にも登場した名キャラクターたちがあちらこちらに登場し、この物語の中でさらに魅力を増して活躍している。物語の端々に登場する、ついつい口に出して言いたくなるような小気味のいいフレーズが大好き。夜は短し歩けよ乙女。
夜は短し歩けよ乙女/森見 登美彦
[文庫情報]
角川書店 ISBN978-4-04-387802-4
2008年12月 320ページ
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きつねのはなし  森見 登美彦

[きつねのはなし]
森見 登美彦
新潮社 ISBN978-4-10464-502-2
2006年10月 272ページ

森見登美彦の奇譚短編集。京都を舞台にした、静かにでも確実に体の芯からゾッとする不思議な物語の数々。
これまでのダメ学生のアドベンチャー的な展開や、客観的に自分を見ているような独特の文体とは打って変わってシンプルな文章。けれど、時間を行き来する見せ方や想像を掻き立てる言葉選びはいつも通り。それが、不思議だけどリアルな京都奇譚をより怖く感じさせる。納涼にピッタリの一冊。
きつねのはなし/森見 登美彦
[文庫情報]
新潮社 ISBN978-4-101-29052-2
2009年6月 323ページ
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四畳半神話大系  森見 登美彦

[四畳半神話大系]
森見 登美彦
太田出版 ISBN978-4-87233-906-1
2005年1月 290ページ

『太陽の塔』の森見登美彦の第二作目。
また京都のダメ大学生の話か、そう思いながら読み進めると驚きます。大学で最初に迫られる究極の選択、そこで何を選ぶかで人の人生は変わるのか。誰もが夢見るばら色のキャンパスライフとは?腹を抱えて笑いながら、考えるとこも多い一冊。
四畳半神話大系/森見 登美彦
[文庫情報]
角川書店 ISBN978-4-04-387801-7
2008年3月 405ページ
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太陽の塔  森見 登美彦

[太陽の塔]
森見 登美彦
新潮社 ISBN978-4-10-464501-5
2003年12月 205ページ

日本ファンタジーノベル大賞を受賞した森見登美彦デビュー作。
京都のダメ大学生に起きた奇跡、それは彼女ができたこと。プライドが高く、ひねくれ者の主人公が彼女にフラれたらどうなるか。自虐的に書かれた自伝的文章で、妄想と爆走が繰り返す。この人の文章は最高にいい。
太陽の塔/森見 登美彦
[文庫情報]
新潮社 ISBN978-4-10-129051-5
2006年6月 237ページ
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